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やっぱり君が好き

第3章 記憶

ー奏sideー




「あ、あの。おばさん! みおはまだ俺に気づいてないみたいなんです…」






俺は入学してからの事を話してみた。





「私でも気づいたのにあの子ったら~。でも、奏くんちょっと変わったもの みおが気づかないのも無理ないわ(笑)」





「どういう意味ですか??」






「昔より 男らしくなったって事よ!背も大きくなって~モテるでしょ? 男の子って凄いわね」






ニコニコしながら言ってくるおばさんはみおにそっくりだった。







「あっ!これから時間ある??」






「あ、はい。ありますけど…?」

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