
恋愛トラウマ。
第9章 戸惑い。
「んじゃ、あたしの部屋に先に入ってて」
「うん。」
美海の家は、何回も遊びに来たことがあるから間取りも全部分かる。
部屋の中は、常に整理整頓されてて清潔感がある。
やっぱ、美海はすごいな〜って感心していると、美海が部屋に入ってきた。
美海は、あたしの好きなオレンジジュースを机の上にトンッと置くと、「どうしたの?」とあたしをじっと見つめながら聞いてきた。
不思議だなぁ
美海なら何でも言えそうな気がするんだ。
あたしは、さっきまでの出来事を過去も含めて美海に話し始めた。
