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恋愛トラウマ。

第6章 もう一人の転校生。



ーある日の掃除の時間。


あたしたちは、4人で1グループだから、麗奈が割り込んでくる心配もなかった。



「今度、どっか遊びに行く?」


そう切り出したのは、翔也だった。




…やったぁっ☆


「うんっ!行く行く~♪」


あたしは、即答した。



自分でも、自分の顔がパァっと明るくなるのが分かった。







その瞬間を通りかかった麗奈が見逃すはずがなかった…。

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