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夏、空。

第1章 白色



あれこれ考えているうちに月日は流れ、今に至る。

…よく耐えられたなって自分でも思う。
無視されて、日に日にエスカレートしていって。


いわゆる、いじめにあってたってことか。

鈍感なわけじゃない。
ちょっとくらい泣いたこともあるし、もうやだって思ったことはいっぱいある。


ただ、毎日のようにいじめられて慣れちゃったのかも。

慣れって怖いわ。

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