テキストサイズ

一人ぼっちの姫

第18章 婚約


―ロート―

そして、明日になった。


時刻は9時半。


話なんか耳に入らず、ちらちらと時計を見る。



結局、そんな大事な会議の内容でもなかった


急いでくれと頼み、


終わったのは、10時。




もういないかもしれない、出発してしまったかもしれないと思いながらも、駅へと走った。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ