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この手を離さないで

第14章 お出かけダヨ~

-ガタンゴトン-

電車に乗ってから、乗り換えをしたりして2、3時間くらい。


今日はついに漣君とお出かけ!


緊張する。

まだどこへ行くのか聞いてないし~

麻千架「ねぇ、どこ行くの?」

漣「ひみつだよ。…もう少しで着くよ」





駅に着いた!

漣「ほら、行くよ」

手を差し伸べてくる漣君


握ってもOKだよね!?


漣「早く…」

えい!握るぞ!



すぐに駅を降りると、そこはどこか分からなかった。

漣「バスであと15分くらい」

まだかよ!

私をどこに連れていくつもりなんだよ~


まだ繋がれた手…


麻千架「漣君!手…」

漣「いやなの?俺はこうして居たいけど。」

は、はい!?////

『こうして居たいけど』

私と手を繋いでいたいって事!?


//////

自然と顔が赤くなってくる。

漣「今日は俺の言うこと聞く約束だから、ずっと手握っていたい。」

ま、真顔!

真剣に思ってるんだ。

麻千架「うん。分かった////」


期待していいのかな?

自惚れしちゃうよ///

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