
ギュッしてっ!
第3章 すれ違い
side勇輝
僕は今日、早めに会社に来た。
紘先輩がいつもくる時間なんて知っていた。
あえて、それよりも少し早い時間に来て紘先輩にあった。
いつもどうりなんて嘘。
ただ、紘先輩と話しがしたかった。
なのに…
どうして、紘先輩は僕を避けるのだろうか。
勇輝「僕、何かしゃちゃったかな?」
紘先輩と話しができない。
ただそれだけで心が痛い。
もやもやする。
勇輝「どうしちゃったんだろう…。紘先輩…。」
勇輝「…………………………。よおぉーーーーっし!!!もう、悩むのは止めよう!こうなったら、なんとしても直接、聞いてやる!……………あっ。」
ここが会社だとすっかり忘れてた。
周りの視線が痛い。
でもこれでスッキリした。
今日にでも聞いてやる!
勇輝「~~~♪」
会社員2「今日はご機嫌だな、佐久間!」
勇輝「はいっ!」
