
ギュッしてっ!
第2章 気持ち
勇輝「紘せんぱいっ!」
紘「うわぁっ!!!なんだよ、佐久間かよ…驚いたじゃないか。」
勇輝「まぁ、驚かせましたからねー」
紘「てか、お前こんなところで油売ってていいのか?午後1番から会議じゃないのか?」
勇輝「あっっっ!!!!やばっ!!!なんでもっと早く言ってくれなかったんすかっ!」
紘「いやー…俺が怒られても。」
勇輝「もうっ、いいやっ!走って行きます。じゃぁ、先輩またあとでー!」
紘「あぁ…」
元気だな。
わざわざ俺を見つけただけで走って来るとは。
こっちの気持ちも知らないであの笑顔は反則だわぁー。
まぁ、何も知らないでいてくれたほうがらくだな。
