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ヤンキー守護レイ

第10章 父親


声が震える。裏返る。


も「私が中学2年生のとき、

お酒に酔って帰って来…た
父が、私…に言ったんです。


お前があいつを殺したって。


目の前が真っ黒になって…
わかるのは痛みだけ…

お父さんと私が一緒に
揺れてて…


変な声が…部屋に響いて」


聖「もういいよ。

話さなくて…いい。」


そう言われて、私は黒木くん
の胸に顔をうずめた。




安心する存在。

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