テキストサイズ

完熟の森

第10章 求める理音

小さな繁華街の中の一角に古びたスパゲティの店がある。


そこは安くてボリュームがあって、学生達には人気の店だった。


僕達もそこをよく利用していた。


店を開けると、結構混んでいた。


一番奥の席が運良く空いていて、そこに向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ