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完熟の森

第11章 危険な大人

拭き終わると、ベッドルームに雫を抱き上げて寝かせてやった。


なんて無防備で危なっかしい大人なんだ。


少し僕は腹が立った。


でも雫の寝顔は無邪気過ぎて、僕の中は優しい気持ちになってしまった。


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