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完熟の森

第3章 僕達の放課後

「千晶、今日バイト?」


校門を出て僕達はのんびり歩いていた。

「いや、休みだよ」


「じゃあ…うち来る?」


少し理音の頬が赤い。

理音は誘っている。


「いや、今日は帰るよ」


僕は意地悪だから一度は断る。


そして理音の反応をみる。


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