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雫は僕を見てニヤリとした。


「気持ちいい？」


雫の中は僕のが溶けるように熱くまとわり吸い付くかのようだった。


上等だ。


僕は結衣と理音しか知らないが、雫のは今まで味わった事のない具合だ。


あの男が結婚しても雫の元へ通った理由が分かる気がする。


「動くわよ」


雫は僕の上でゆっくり動き出した。


「・・・っつ」


雫の中は動く度に無数の襞が僕のを刺激して締めつけた。


「…っすっ凄いよ。雫…気持ちいい」


雫の波に飲まれないよう、かなり耐えた。