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完熟の森

第19章 可愛い大人

僕は部屋から出てまた外に行き、作業を始めた。


しばらくすると、雫はニットのストールを巻き、外に出てきた。


ポーチの階段に腰を下ろし、はにかみながら僕を見ていた。


僕はワンシーズン使う薪を一週間で割り切った。


雫はその間ずっと僕の傍にいた。


この可愛い大人は僕をどんどん虜にしていくのだった。


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