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完熟の森

第20章 恋人 1

コンコンとドアを叩く音が聞こえた。


「何?」


「お兄ちゃん、ちょっといい?」


美梨だ。


「いいよ」


ドアを開けて美梨が入ってきた。


「どうした?」


「勉強一緒にしていい?分かんないとこ教えて欲しいんだよね」


「いいよ」


僕はセンターテーブルに移動して美梨と勉強を始めた。


分からない所は教えてあげた。


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