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完熟の森

第26章 雫と家族と僕

すると偶然にも目の前に、母さんと美梨に鉢合わせてしまった。


「あ・・・」


「千晶…お前何してるの?」


母さんは顔が怖かった。


美梨も笑ってはいなかった。


「何って買い物だよ」


とりあえず正直に言った。


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