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完熟の森

第4章 家族

「ただいま…」


「「おかえりー」」


母さんと妹の美梨(ミリ)の声が聞こえた。


僕は一度リビングに顔出した。


「もうすぐご飯よ」


母さんが言ったけど、僕はかなり汗をかいていて気持ち悪かった。


「先、風呂入る」


そう伝えて風呂場に真っ直ぐ向かった。


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