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完熟の森

第29章 最高のシチュエーション

「服乾いたかな?」


「どうだろう…」


僕はバスタオルで体を覆い直し、干していた服を触った。


下の服は結構乾いていたけれど、タンクトップはまだ濡れていて諦めた。


僕は下着を身につけずそのままズボンを履き、麻のシャツを素肌に着た。


雫にも服を渡したら同じようにタンクトップと下着はあきらめ、ショートパンツを履き、ノーブラでデニムシャツを着た。


「気持ち悪いわ」


「仕方がない」


僕達は苦笑いした。


「来年は着替え持ってこよう」


そう言ったら、雫は小さく笑った。


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