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完熟の森

第5章 誘惑の森

買い物や映画なんかは駅前のショッピングモールで済ませられるし、
よっぽどのイベントがない限り都会には行かなかった。


僕は地元育ちのくせにあの森には入った事がない。


何故なら興味がなかったからだ。


なのにあの窓際の席になった途端無性に気になりだした。


やっぱり今日辺り行ってみるかな…


僕はすっかり好奇心と下心で盛り上がっていた。


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