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完熟の森

第36章 僕へのプレゼント

二人抱き合いシーツに繰るまって、
互いの温もりの居心地の良さから、なかなか抜けれないでいると、
雫は僕を見つめて微笑んで言った。


「千晶、お腹空かない?」


確かに腹が減ってきた。


「空いた」


「チキン焼いたのよ」


「食べる」


僕達はようやくベッドから抜け出せた。


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