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完熟の森

第39章 甘える雫

雫の上で息を整えていると、
雫もはあはあと息を吐きながら僕に唇を重ねた。


「千晶、もっと。千晶、もっと欲しい」


雫は何度も激しく求め、僕は雫を愛するのに汗だくになる程夢中になっていた。


ようやく4回目で雫は満足して僕の腕の中で眠りについた。


雫の頬にかかった髪を直し、眠っている雫を見つめた。


愛しい無邪気な雫の寝顔に僕は満たされる。


ああ、また腹が減りそうだ。


そう思ったけど、起き上がる力がなく眠りについた。


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