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完熟の森

第41章 簡単な結末

その間、雫のくれた100枚の言葉を何度も読み返す。


確かに先を示す言葉はなく『ずっと』や『永遠』は使われていなかった。


でも確実に雫には愛があった。


体だけじゃない。


僕達は愛し合ってた。


愛し合っていたからあんなにも熱くなれたんだ。


永遠なんてなんの保証もないけど、それでも僕は信じたい。


まだ、信じたい。


雫となら…




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