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完熟の森

第8章 大人

雫の家の側まで来ると見たことがない車が停まっていた。


車から一人の男が降りて来て雫の家の玄関をノックした。


中から雫が出てくると雫は男にすぐさま抱きついて、そのまま中に入って行った。


僕は中に入りづらくなった。


でも、二人の様子が気になった。


正に好奇心だ。


雫の家のリビングの窓から中の様子を伺うと期待通りの様子が見れた。


いや、期待以上だ。

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