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▽たくさんの幸せをありがとう。

第4章 4.友達から彼カノに…

4月23日(月)
この日もいつものように私達はメールしていた。

メアドを交換してから毎日かかさずけいたからメールがくる。



普段通り何気ない会話をしていた。

すると、いきなりけいたから「そういや、聞いたことなかったけどあいみって好きな人とかいるの?」

なぜかこの時の私は迷いもなく「好きな人っていうか気になってる人はいるよ」
と言った。



するとけいたも、「俺も、同クラにいるー」


(まじ?えー、誰だろ?女子と喋ってんのみたことないし…まさかの失恋か)


とにかく私も「そうなの?私も同クラにいるー」と言った。


けいた「何部?」


あいみ「んー、このクラスでいちばん多い部活」


けいた「野球部しかないじゃん」

あいみ「え、そうなの?じゃあ違う」


けいた「よし?」

あいみ「ちがうよー、これ以上はばれちゃうからちょっと…」

けいた「…ごめん。俺あいみだよ。」

あいみ「本当に!?てか、何で謝んの?私もけいただよ!!」

けいた「嘘だろ!?てか、あいみのこと気になってるとかじゃなくて好きだし」


このとき私は夢なのか現実なのかわからなかった。

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