片思い
第3章 修学旅行
夕飯が終わり
各自就寝時間まで自由になった
告白チャーンス
とりあえずホテルのロビーで
男子が通るのを待つ
夜だしロビーに男子が来る確率は
低いけど、絶対に来ないとは
言い切れない
待つ…
待つ…
うん
来ないな
告白しようとした山岸遥加(ヤマギシハルカ)は
諦めモードに入っていた
私は協力するって言っちゃったから
諦めないようにしていた
「もう部屋に戻ろうか…」
遥加が言う
ここで低脳の若菜ちゃんが閃く
「好きな人誰??」
ぇえ?!今さらかよ!!って思うのは
仕方ない
だって眠くて聞くの忘れてたんだもん!!
「え?!///それは…ノーコメントで…」
「教えてくんなきゃ協力も出来ないよ…」
「うん…もう諦めるよ…」
「~(-"-;)」
むぅ…
こう言うの嫌いだ
全く…
諦めんなよな………;;
そう思いながら部屋に戻った