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おいしい関係

第21章 20

冷蔵庫の中から、明日のランチで使う予定のソースを取り出す。


「由良、こっち来て」


由良がそばまで寄って来ると、俺はソースを匙ですくい自分の口に含ませる。

そしてそのまま、由良の唇に自分の唇を重ね舌を絡ませた。


「‥ッ‥‥ン‥」


口の中に甘酸っぱいソースの味が広がる


しばらく舌を絡ませた後、唇を離す。



「はいっ、じゃあ由良に質問。今のソース何入ってると思う?」

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