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おいしい関係

第4章 3

「いいよ。学生さんだったらディナータイムのアルバイトって事で良いのかな?」


背後から聞こえる台詞に


「ふぇっ!?」


思わず間抜けな声で彼の方に振り返る。


「後一時間くらいで、営業終了だからもう少しここで待てる?」


楽しげに微笑むその人を見て


「はい。」


私はこくりと頷いた。

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