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おいしい関係

第7章 6

「んーー、美味しいっ!」

目の前には、とろけそうな笑顔の彼女。


「吉崎さんて、ほんとうまそうに食べるよね。」

「だって、ほんとに美味しいんですもん♪」





前に一度、店を閉めた後
2人で食事をして以来、閉店後に食事を共にするのが俺達の日課になった。


自分の食事だけなら適当に済ませる所だが、彼女の笑顔見たさについ腕を振るってしまう。

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