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おいしい関係

第7章 6

「なんてな、冗談だよ。
明日も早いし、そろそろ帰るとすっか。」



俺は内心の動揺を隠し、軽い調子でそう言うと


空いた皿を片付けようと、彼女の方に手を伸ばした。






‥‥きゅ



「‥‥キス‥‥‥しても‥いいですよ///」




俺のコックコートの袖をつかみ
真っ赤な顔で、そう言った彼女を見て






俺の理性はあっけなく吹っ飛んでいった。

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