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おいしい関係

第15章 14

少し照れながら、抱きついて気持ちを伝えてきた彼女が可愛くて、愛しさが込み上げてくる。


躰の向きを変え、横向きの体制で彼女と向き合うと腕を回し、ギュッと抱きしめた。



スベスベとした肌の感触が心地よい。


その感触をもう少し味わいたくなり、指先で素肌をなぞってみた。


「‥‥ッ‥」

かすかに声をもらし、ピクリと躰をふるわせる彼女を見て、鎮まっていた欲望に再び火が灯ってしまった。




「由良おいしかったから、おかわりしちゃおっかな。」

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