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心霊体験談

第4章 海水浴(☆3)

「俺達と別れて、すぐだ。」

少しためらって、山名さんが言った。


俺は、ショックで気を失った。

聞かなきゃよかった。


だって、
昨夜聞いた声が、
気のせいじゃないなら、
知佳ちゃんの声を
幽霊の知佳ちゃんの声を
俺は聞いたことになるから。


今でも、その声は脳裏に残っている。



















「助け・・・・・て・・・。私は、ここにいるよ。」



海水浴   完

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