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平和のために

第18章 覚醒

――ここは…?



――私が埋葬されている
神社です

この千年ずっと
この形のままですよ






懐かしい感じがした



石階段を上り鳥居を抜けると
目の前には境内がある



誰かが手入れを
しているのだろうか

年代は感じるものの
凄く綺麗にしてあった






――姫様…鳥居を抜けてから
空気が変わったように
感じるのですが…




――…

実はここは
私が生前暮らしていた
場所でもあり


まだその影響が
残っているのかもしれません



境内の裏に
地下に繋がる道があり

そこに私が眠っています


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