平和のために
第21章 レン
でもいくら願っても
宿敵同士である運命には
逆らえなかった
レンはある時から
来なくなった
その次に彼女と会ったのは
怒りに狂ったレンが私に
攻撃したときで
同時に守護神のシュウがレンを
射ったとき
私たちは再開して
すぐにお別れをした
レンは舞い散る紅葉になった
秋の神、シュウの戦法
シュウに告白したレンは
シュウが四神として
姫を守ることが使命だから
振られ、
やるせない怒りを
私にぶつけたらしい
本当なら私がレンを
討つべきだったのかも
しれないけど
それはできなかった
だってレンは
大切な友達だったから