平和のために
第7章 紫音の恋
やってきたのは
グラウンドが一望できる
校舎二階のエントランスホール
「拓哉どうしたの?」
「…
この前はさ、
色々申し訳なかったって
言いたくて
あれからまともに
話せなかっただろ?
だからその事」
「全然構わないよ!!
結果的にタケもクラスに
馴染んで結果オーライじゃん?」
「…ありがとう」
「ほーら
もうこの件はおしまい!!
拓哉らしくないぞ?
笑え!!」
「…そうだな
でだな、本題にはいるぞ」
っておい本題じゃ
なかったんかい!!
「あれを見ろ」
指差す先には…
グラウンドにいる紫音と…
秀一?
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