平和のために
第11章 文化祭前
私は顔の原型が
分からないくらいの
ドロドロメイク
腕も脚も見える所は全部
施された…
あの御方たち
エグい方の18禁映画の現場で
働けるよ…絶対
さん素材がいいから
メイクのやりがいがあるわ
とか奏していらっしゃったけど
絶対嘘だ、うん、誓う
「タケェ…私はね…
受付嬢なんだってぇぇぇ…」
「いや何か結構怖いから
そのしゃべり方やめろよ…
あ、そうそうそれで
一回のシフト時間と
人数なんだけど
9〜18時を3分割して
3時間交代10人体制でもいいか?
午前のみ呼び込み役に4人
それから定員数は最高でも
6人がいい」
「うん、了解
中はタケが指揮って貰っても
いいかな…?
あ、私は午前はほとんど
ここで全体管理してるから」
「俺も午前のシフトだから
何かと頑張ろうな!!」
タケはニッと笑った
お化けの顔で
ヒュー…
ドォォォォンッ!!
いよいよ文化祭の始まりだ