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わたし色の花

第1章 一日の初恋

入学式
誰とも仲良くなれずに
うずくまってた私

そんな私に
手を差し伸べてくれた2つ歳上の貴方

驚いたけど
嬉しくて仕方なかった
手と手が触れ合った時
何処までも
行ける気がしたの

だけど
その日の帰り道
貴方はロングヘアの女の子と手を繋ぐ

貴方はとても楽しそうだった
彼女も嬉しそうに笑っていた

私は
私は
どうする事も出来なくて

その場を逃げたって
現実から逃れられるわけでもないのに



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