テキストサイズ

わたし色の花

第54章 雨



貴方の手が離れた時
恐怖にも似た寂しさに

胸が痛んだ


どうしても消えない

貴方のぬくもりも声も
付けられた傷さえも

今では
愛おしくて愛おしくて
たまらない


ストーリーメニュー

TOPTOPへ