テキストサイズ

わたし色の花

第20章 ごめんね


どうして

言葉は出てくるのに
声を失った私に
貴方は真実を告げる


彼女は
私が気に入らない
だから
付き合うなら
私とは話さないで欲しい


彼女はそう言ったらしい



ごめんね
彼女が大切なんだ
君のことも
もちろん大切だけど

ごめん
本当にごめん

僕らはもう
終わりにしよう

ストーリーメニュー

TOPTOPへ