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えっちな理科準備室

第4章 新しい実験台

私と雪乃ちゃんは食堂のテーブルで、向かい合ってお弁当を食べていました。

私は、ポケットから薬の入った小瓶を取り出すと、テーブルに置きました。

「なぁにそれ?」

雪乃ちゃんは気になった様子で、小瓶を見ました。

「…ビタミンとかクエン酸とか…入ってるサプリだよ。最近毎日飲んでるんだけど、そのおかげで体の調子がすっごくいいんだよね」

私はテキトーなことを言いました。
へぇ、そうなんだ、と雪乃ちゃん。

「雪乃ちゃんも飲む?」

私はそう言って小瓶を雪乃ちゃんに差し出しました。

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