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好きって言わない距離

第16章 好奇心?

でも私はまだ体が火照っていた。


「あのね…でもさっきちょっと気持ち良かった…」


「当然だ、相手が俺だからな。

でもそうやって誘惑するな。

俺が我慢できなくなる」


榊原君は力強く私を抱きしめた。


「今夜は眠るまで傍にいてやる」


榊原君の優しい微笑みにホッとした。


「大好き…」


私は榊原君の胸に顔を埋めた。


彼の優しい香りがした。


私は榊原君の腕の中で安心して眠りについた。


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