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好きって言わない距離

第18章 文化祭1

「分かった、分かった。
それより美優もメイド服だろ。
あのエロい巻き髪はするなよ。
当番の時間も俺と一緒にしとけよ」


「エロい巻き髪?
ひど~い!あれ結構可愛いと思ったのに!」


「だから~似合い過ぎだって言ってるんだよ。
他の男には見せたくないの。分かった?」


「…うん」


榊原君は私の手を握りしめ歩く。


ちょっとやきもちが嬉しかった。


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