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好きって言わない距離

第21章 知りたい

「でも、美優の期待にも少しは応えてやるか…」


クスっと笑って、私の顎を上げ優しいキスをくれた。


キスは甘くて私は榊原君に染まってく…


聞き慣れたリップ音…


私の中で榊原君でいっぱいになる。


榊原君の手は大きくてあったかくて私を優しく包んでくれていた。


甘くて優しい時間は私を想ってくれてるって実感が湧く。


少しずつ私達は近づいていく。


時間をかけてお互いを知り合う。


素敵だな…この恋大事にしよう。


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