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好きって言わない距離

第4章 バカでラッキー

榊原君の席の側を通ったので、話しかけてみた。


「おめでとう。凄いね一番!」


「ああ、杉崎はどうだった?」


「聞かないで下さい」


「放課後、図書室来い。見てやるよ」


「何を?」


「何、寝言言ってんだよ!勉強に決まってんだろ」


「へっ?私の?」


「他にバカいるかよ」


「…いません」


「分かったか?」


「よろしくお願いします…」


榊原君がバカって言った…


結構落ち込んでるのにキツいわ~


でもバカなお陰で榊原君と図書室でラブラブデートだあ。


やったね!


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