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榊原君のお陰で最近授業が楽しくなってきた頃だった。


「ねぇ、榊原君と付き合ってるの？」


最近一緒に居るのが気になるのか、彩菜の尋問が始まった。


「付き合ってないよ。
中間悪かったから、放課後、勉強教えてもらってるだけ」


「ふぅん」


納得してない様子の彩菜。


「まあ、私は未来とラブラブだから、アンタも頑張ってね！」


「え～!? 付き合ってたの？」


「当たり前じゃん！倍率高い男は早めにゲットよ」


凄いな。彩菜は…