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好きって言わない距離

第25章 溢れる好き

「だって、パーティーでキレイな女の人と話してたから…」


と言い訳したら、


「バカだな‥料理が美味しいからどこのケータリングか聞かれただけだぞ。
あっバカは余計だった…」


「いいよ…バカだもん…」


私は榊原君の胸に顔を埋めた。


「美優…行くな…このまま俺の傍にいてくれ…」


榊原君がぎゅうっと何度もする腕に榊原君の気持ちが私に届いた。


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