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好きって言わない距離

第26章 お互いに

私はもう怖くなかった。


早く私を感じて欲しかった。


榊原君にも気持ち良くなって欲しいと思った。


「爽…」


私から榊原君の首に手を回した。


すると優しいキスをくれた。


「痛くなければいいけど…」


私を気遣う言葉が嬉しかった。


私は黙って足を広げた。


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