テキストサイズ

星空の下。

第8章 小さな嫉妬。

繋いでいる手を離そうとすると....

余計、ギュッと門川君の手に力がはいるのが分かった。


『あのっ、門川く....』

私が話そうとした瞬間、
先生のお説教が始まった。

しかし、若い教師なので
迫力がいまひとつ。


説教timeも終盤に。


「以後、気をつけなさい!!!」

「へ~い。」

「門川君っ!!!返事は"はい"でしょ!!!」

「は~い。」

....。

たぶん、この人は"反省"という言葉を知らないと思う。。。

私たちは
自分のクラスの列へと行った。


すると...

「いつから付き合ってるんだよ~♪」

「マジで!?マジで付き合ってんの!?」

「やべぇーww」

「門川、学年1の可愛い子の次は帰国子女かよー!!!」


クラスメイトから冷やかしの嵐。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ