テキストサイズ

私だけを見てよ。

第4章 接近。


解剖学や生理学が得意な彼は、

新しい薬が処方されるたびに

いろんなことを教えてくれた。

代謝や薬効時間、飲み合わせなど

絢美の苦手分野をすらすら答える基臣。


勉強があれほど嫌いだったのに

気付けば夢中で勉強していた絢美。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ