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私だけを見てよ。

第6章 第一歩。



(えっ…これ、どんな状況…?)


一瞬戸惑う絢美。

その戸惑いをかき消すように、

基臣が再び唇を重ねてきた。


(んっ、何でだろう…何か…感じちゃう。)


ただフレンチキスをしているだけなのに、

絢美の下は湿気を帯びてくる。


基臣は、何も言わずキスをしながら

絢美を優しく抱き寄せた。


目を瞑り、身体を預ける絢美。

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