
姉×彼×わたし
第3章 初体験は闇に溶け込む
車に近付く私
向こうは初対面だから顔を伺うようにこっちを見ている。
窓をノックしてドアを開く
車内はクーラーがきいて
香水の匂いがした。
音楽は浜崎あゆみだった
姉彼)「まおちゃん?」
私)「はい。章弥さんですよね?」
姉彼)「そだよ。まさか妹からメールが来るとは思わなかった」
私)「なんかすいません」
姉彼)「なんで。構わないよ。ここ明るいな。」
~自販機の明かりが眩しい~
私)「地下駐車場が真っ暗ですょ」
姉彼)「よし。じゃあ行こうか」
車を走らせる
